スタッフブログ
歩き始めに膝が痛いのに、しばらく歩くと楽になるのはなぜ?
「椅子から立って歩き始めると膝が痛い」「朝の一歩目がつらい」「しばらく歩いていると少し楽になる」
このような膝の痛みを感じていませんか?
歩き始めに膝が痛む理由は一つではありません。膝関節のこわばりや周囲の筋肉の緊張、股関節や足首の動き、筋力低下、歩き方など、さまざまな要因が関係していることがあります。
特に「動き始めは痛いけれど、しばらく歩くと楽になる」という症状は、中高年の方からよく聞かれる訴えの一つです。
今回は、歩き始めに膝が痛くなる原因として考えられることや、自宅で気をつけたいポイントについて、瀧井接骨院鍼灸院の視点から分かりやすく解説します。
また、当院で行っている 膝の痛みに対する施術についてはこちら をご覧ください。
なぜ歩き始めだけ膝が痛むの?
長時間座っていたあとや、朝起きた直後は、膝関節やその周囲の筋肉をしばらく動かしていない状態になっています。
そのため、最初の数歩では膝が動かしにくかったり、太ももやふくらはぎの筋肉がこわばっていたりして、痛みや違和感を感じることがあります。
しかし、歩いているうちに関節や周囲の筋肉が徐々に動きやすくなり、「最初より楽になった」と感じる場合があります。
こうした症状は、いわゆる「動き始めの痛み」としてみられることがあります。
ただし、毎日のように繰り返す場合には、単なる一時的なこわばりだけではなく、膝に負担がかかりやすい状態が続いていないか確認することが大切です。
変形性膝関節症だけが原因とは限りません
歩き始めに膝が痛むと、「変形性膝関節症では?」と心配される方もいます。
確かに、変形性膝関節症では立ち上がりや歩き始め、階段の昇り降りなどで痛みを感じることがあります。
一方で、歩き始めの膝痛があるからといって、必ず変形性膝関節症とは限りません。
例えば、
・太ももの筋肉が緊張している
・股関節の動きが硬くなっている
・足首の動きが少なくなっている
・膝周囲の筋力が低下している
・左右どちらかに体重をかける癖がある
・歩くときに膝が内側へ入りやすい
といったことも膝への負担に関係します。
膝だけを見て判断するのではなく、「なぜ膝に負担が集まっているのか」を確認することが重要です。
股関節が硬いと膝に負担がかかることも
歩行では、膝だけが動いているわけではありません。
骨盤、股関節、膝、足首、足部が連動することで、体を前へ進めています。
例えば股関節の動きが少なくなると、その不足分を膝で補うような歩き方になる場合があります。
また、お尻の筋肉がうまく使えていない場合、歩行中に膝が内側へ入りやすくなり、膝の内側や前側に負担が集中することがあります。
そのため瀧井接骨院鍼灸院では、膝が痛い場合でも、股関節や骨盤周囲の動きも確認します。
足首の硬さと膝痛の関係
意外と見落とされやすいのが足首です。
歩くときには、足首が適切に曲がることで体を前方へ移動させています。
足首が硬くなっていると、その動きを膝や股関節で補おうとすることがあります。
特に、
「しゃがみにくい」
「かかとをつけたまま深くしゃがめない」
「以前に足首を何度も捻挫している」
といった方では、足首の動きも確認したいポイントです。
膝に痛みがあるからといって、原因が必ず膝の中だけにあるとは限りません。
太ももの筋力低下も確認したいポイント
膝関節を安定させるうえで、太ももの筋肉は重要な役割を持っています。
特に年齢とともに運動量が減ったり、膝が痛いために歩く量が少なくなったりすると、筋力が低下することがあります。
すると、
痛い
↓
歩く量が減る
↓
筋力が落ちる
↓
膝が安定しにくくなる
↓
さらに歩きにくくなる
という悪循環につながることがあります。
だからといって、痛みがある状態で急にスクワットや長距離歩行を始める必要はありません。
現在の状態に合わせて、無理のない範囲から少しずつ動かしていくことが大切です。
自宅で気をつけたいこと
歩き始めに膝が痛い場合は、いきなり勢いよく立ち上がるのではなく、一度足首や膝を軽く動かしてから立つ方法があります。
例えば椅子に座ったまま、
・膝を数回ゆっくり曲げ伸ばしする
・足首を軽く上下に動かす
・太ももに軽く力を入れる
などを行ってから立ち上がると、動き始めが楽になる方もいます。
ただし、痛みを我慢して何度も屈伸したり、深くしゃがみ込んだりする必要はありません。
また、長時間座り続けることを避け、可能であれば30分から1時間に一度程度立ち上がって体を動かすこともおすすめです。
こんな場合は医療機関での確認も必要です
膝の痛みの中には、接骨院での施術より先に医療機関での検査が必要な場合があります。
例えば、
・転倒や強い衝撃のあとから痛む
・膝が大きく腫れている
・体重をかけられないほど痛い
・膝が突然動かなくなった
・膝が引っかかって伸びない
・痛みが急激に悪化している
といった場合は、早めに整形外科などの医療機関を受診してください。
また、歩き始めの痛みが数週間以上続く場合も、一度状態を確認することをおすすめします。
瀧井接骨院鍼灸院では膝だけでなく歩き方まで確認します
瀧井接骨院鍼灸院では、歩き始めに膝が痛い方に対して、「膝のどこが痛いか」だけで施術を決めることはありません。
膝関節周囲の状態に加えて、
・股関節の動き
・足首の動き
・太ももやお尻の筋力
・筋肉の緊張
・左右のバランス
・立ち上がり方
・歩行時の膝の向き
などを確認します。
状態に応じて筋・筋膜調整や関節周囲へのアプローチを行い、必要に応じて歩行や関節の安定性を高めるための運動も取り入れていきます。
「歩き始めだけだから大丈夫」と我慢していると、歩く量そのものが減ってしまう方もいます。
毎日の立ち上がりや歩き始めで膝痛を繰り返している場合は、膝だけでなく股関節・足首・歩き方まで含めて一度確認してみることが大切です。
直方市・鞍手町周辺で、「歩き始めに膝が痛い」「立ち上がった最初の数歩がつらい」「歩いていると少し楽になる」といった膝の症状でお悩みの方は、瀧井接骨院鍼灸院へご相談ください。
よくある質問
Q. 歩き始めは痛いのに、歩くと楽になるのはなぜですか?
長く同じ姿勢を続けたあとには、膝関節や周囲の筋肉が動かしにくくなっている場合があります。歩くことで少しずつ動きやすくなり、最初より痛みが軽く感じられることがあります。
Q. 歩き始めの膝痛は変形性膝関節症ですか?
変形性膝関節症でみられる症状の一つではありますが、それだけで判断することはできません。股関節や足首、筋力、歩行などが関係している場合もあります。
Q. 膝が痛くても歩いた方がいいですか?
症状の程度によって異なります。軽い違和感程度であれば適度な運動が役立つこともありますが、強い痛みや腫れがある場合は無理に歩かない方がよいケースもあります。
Q. 膝が痛いのに、なぜ股関節や足首を見るのですか?
歩行では股関節・膝・足首が連動しています。股関節や足首の動きが悪くなることで、膝がその動きを補い、負担が増えることがあるためです。





